【作例紹介(16)】製造工場スタッフ研修DVD

工場ライン・研修用動画DVDの制作

埼玉県の某所にある製袋工場さま。こちらの工場ライン研修用動画を制作しました。

さまざまな機械がひしめく工場の中。確実な操作が効率運用の要ですが、今回制作したのはこれをレクチャーする動画となります。

どんな内容・構成なのか、さっそくご紹介いたします。

見学プラス動画で、より深く学べる

まず前提として、工場研修では多くの会社さんで、とりあえず場内のひととおり見学が行なわれるものです。大まかに全体を把握してから研修に入る、という流れ。

今回ご依頼いただいた同社さまでは、これにプラスワンとして動画を加えることを企画されました。

実はこのアイデア、まさに的を射たもの。というのも、実際に肉眼で工場そのものを見る前に「動画で大体のポイントを見ておく」と、とても理解が早くなるからです。

また加えて、実際に見る前段階で好奇心や興味がわくという点も見逃せません。つまり、知識がより吸収されやすい状態になる、ということ。

そんな意味からも、今回の企画はまさに的を射たものといえます。

動画なら、自分以外の視点から観察できる

さらに、動画研修ならではのメリットもあります。それは、仔細な部分まで見えることと、自分以外の視点から見ることができる点です。

つまり、実際の工場見学では、自分の考えによる自分の目線でしか見学することはできない、ということです。同時に、見学コースから逸脱する部分からの絵を見ることはできない。

これが映像なら、さまざまな角度からの画像を撮影できるため、きわめて立体的で複層的な観点が実現できる。それゆえ、多角的な理解を促進することができるのです。これは、機械のディテイルに関することも同じ。

それゆえ、実際の工場見学の前に動画で全体像をおさらいしておくことは、効果的な研修を実践する上で欠かせないといえます。

制作専用の機材だからこそ撮影できる部分が

以上のようなメリットがある、工場見学の事前研修用動画。ただし、これはプロ用の高性能カメラと照明システムを運用した上で撮影すれば、のお話です。

最近はスマホの動画機能も進化しましたが、さすがに専門機材にはかないません。やはりプロ撮影があってこそ、高品位な制作が可能になる、それが実情です。

機材よりも「ノウハウ」が大事な映像制作

とはいうものの。だからといって、機材さえ揃えれば一通りの制作ができるかと言われれば、それはそれで違います。

プロと一般の方の違いは、実は機材よりも「ノウハウ」。端的に言うなら「たまたま撮れた」ことと、「狙って撮った」ことは、全く意味が異なります。

つまり、絵に明確な意志があるかどうか。ここがもっとも大きな違い。その差は必ず絵に表れるものですし、結果として伝わり方に大きな違いとなって現れます。

だからこそ、明確な目的のある研修教育用動画は、プロに制作依頼することがとても重要なのです。

 

一般の方に撮影できそうにも見えつつ…

さらに機材については、余談的な側面も意外と見逃せません。

撮影を進行するにあたり、プロが最も違う点は「周辺機材が充実している」こと。さまざまな撮影状況に対応するため、ありとあらゆる機材が用意された上で現場に乗り込みます。それゆえ、どのような状況でも最適な撮影ができるという一面があります。

さらに。一般の方が撮影をすると、おそらくですが小一時間もあれば「イヤになってくる」と思います(笑)。そう、動画の撮影って、実は思っている以上に面倒くさく、それ以上に「体力勝負!」の一面があるからです。

以上の理由から、もっとも効率的でもっとも効果的な制作を行ないたいなら、下手に社内で完結させるのではなく、プロに任せるのが得策ということがいえると思います。

動画があれば、より実り多い研修に

以上、工場見学前の研修用動画作例のご紹介、いかがだったでしょうか。

やはり、実体験も大事ですが、その前段階での研修も不可欠。もしそれがあれば、実際の見学・現場研修はより実り豊かなものになる。それは間違いないことだと思います。ぜひ御社でもご検討いただけますと幸いです。