PR用途とと研修用途を兼ねる動画を制作
今回は、主に社会人を対象としたビジネススクールさまの研修動画の作例です。
スクールの概要説明にもなり、同時に研修教材にもなるような動画を。そんなご相談にお応えしたのが今回の制作です。どのような作品にまとまったのか、さっそくご紹介しましょう。
難易度の高い「スクール」紹介の動画制作
当社はさまざまな業種の企業さま・学校さまの研修動画を制作させていただいてきました。それゆえ、たいていのジャンルにご対応できる状況ではあります。
そんな中においても、ビジネススクールさまの内容紹介・研修動画制作はとても難しいもの、という認識を持っています。なぜなら、「授業」という抽象概念を映像で説明・解説することだからです。
つまり、商品や施設といった具体的なものの説明は、それなりに容易なんですが、概念やイメージなど。抽象的なものの説明は非常に難易度が高い、ということです。
とはいえ。これも含めて百戦錬磨の当社。今回もばっちりご要望にご対応することができたと自負しています。
すべて具体的に絵で説明してあげること
抽象概念を動画化・映像化する。これを平易に言い換えるなら。「理屈ではなく、具体的な形に変換して見せてあげる」こと。
このため、制作する動画には「あの手この手で」企画を盛り込む必要があります。そして、この企画化・具体化こそが映像制作におけるクリエイティビティ。どこまで見るものをうならせる企画を出せるかどうか。ここが業者の実力の見せどころ、となります。
今回の作品も、一問一答からクイズ、取材映像、コメント収録など。ありとあらゆるコンテンツを盛り込み、内容を分かりやすく構成しています。
思えば、こうしたアイデア出し含めてさまざまな構成をご提供する。ご発注されるスクールさま・企業さまにとって、こうした部分を期待できてはじめて「外注する意味」があるのだと思います。むしろ、その部分こそ、制作の骨子。
画質や機材は、極論すればお金さえ積めば物理的に容易できます。しかし。こうした本当の意味での「クリエイティビティ」は、機材を調達するようには用意できません。本当に能力のある業者にしか、対応することができないのです。
見て退屈しない作風を
さらに留意したいのは、研修用の動画は「一本調子」の構成ではダメ、ということ。
さまざまな企画を盛り込むのも、要は「見て退屈しない」構成にするため。いわばテンポ感です。ここは覚えておきたいところです。
テンポ感を保ち、全要素を映像に変換し提示
上記のとおり、テンポ感は何より大事です。見て飽きないこと。飽きるような内容だと、受講生に見てもらえなくなってしまうからです。
そのためには、さまざまな要素の反映はもちろん、BGMのしつらい、絵的な面白さ、見せるための工夫が求められます。こうした造作を、いちいち指示しなくても完遂してくれる。そんな業者を選ばなければ後で苦労することになります。もちろん当社では万全にご対応可能です。
一方で、テンポのよさを維持しながらイメージを大事にした表現も不可欠です。全ての説明を「絵」に変換して提示してあげること。これにより、見る側は想像力がわきます。
このように、見る側の「脳の働き」までたくみに誘導できる、それが当社が制作する研修用動画です。だから、当社の制作映像・研修用動画は価値があるのです。
詳細な現場撮影あってこその制作映像
以上のようなディテイルへの配慮も実り、今回も完成に至りました。
ところで。制作する上で大事なポイントは、これだけではありません。テンポよく展開する短いカット割が大事なのは、上記のとおり。それを実現するための条件が、詳細な現場撮影です。
つまり、どんなにテンポのよいカット割をしても。それを可能にするカット数がなければ編集することができません。そう、できるだけ多く撮影をし、素材としてのカットをより多く準備すること。これが、完成度高く制作を進めるためには欠かせません。
今回も手間隙を惜しむことなく、潤沢な回数の撮影ロケを敢行。これもあって、見事完成させることができました。
多彩なカットを現場で撮影する
上記のように、よりよい編集を可能にするためには多彩なカットが不可欠です。
そう、よい制作は、よい撮影ロケが欠かせない。皆さまも制作を行なう際は、ぜひご参考にしてみてはいかがでしょうか。