見学者向けの、場内事前研修用動画を制作
今回の案件は、少し変わった作風です。研修用、というか「工場見学者用の」場内学習動画。埼玉県北にある、リサイクル工場さまからご相談いただいた動画になります。
工場紹介映像ではありますが、研修のニュアンスも入ったこの作品。どのようなDVDなのか、さっそくご紹介いたしましょう。
工場見学の前に、動画で「予習」
まずは、なぜ工場見学者用の動画が必要なのか。ここをご説明します。
今、世間は「大人の社会見学」ブーム。新たな観光名所のひとつとして、工場見学が注目されています。それもあって、多くの人たちが各所の工場を訪れることが多くなっています。
なのですが、いきなり工場に入って、「その都度説明」を、聞き取りづらい「騒音の中」で聴きながらいろいろ見学して回っても。深い理解や「味わいながら見る」といったことは不可能。
やはり理想は、「事前に分かりやすい説明」を受けた上で、軽く全体像を俯瞰してからラインに入る。それが見学のあるべき姿といえます。
そこでにわかにクローズアップされているのが「工場を実際に見学する前に見る」動画です。
動画があれば、理解度合いが飛躍的に向上
見学の前に、工場全体をおおまかに把握する。そのために「動画を」見せる。
今、各工場のご担当者さまの間で、こうした動きがメジャーになりつつあります。動画なら、説明の手間も省ける上、要所を外すことがない。
ポイントを押さえた上で、短時間で全体像の説明が完遂する。大変便利な存在です。
見せられる側としても、見学前の期待がさらに膨らんでいくわけで、双方にとってメリットが大きい。それが、工場見学前に上映する紹介動画なのです。
テロップ表示ができる利点とは
もちろん、単に場内を映像で見せるだけではありません。適宜テロップを付与することで、意味や名前をしっかりと事前に学習。
思えばこれも動画の長所。実際の見学では、見るものにテロップは出ないため(笑)、何が何、といった指し示しが意外とできないもの。そんな点でも、事前に見る案内動画はとても便利な存在といえます。
サイドパネルで情報表示
さらに。動画であれば、詳細を映像で見せるだけでなく「今見ている絵が、ラインのどの部分でどんな役割を果たしているか」を常時表示することも可能です。
これは画面右部分の、いわゆる「サイドパネル」といわれる情報提示部分のこと。これが、思いのほか有用なのです。
これは何で、何の作業に使われていて、どのような効果があるか。そんな詳細情報を常時表示できるので、絵だけ見る、実物を見るといったこと以上に便利に活用することができます。
情報の把握を容易にするために
考えてみれば、工場といわれる場所では、ほぼ全てにおいて「プロセス」があるもの。そのプロセスを「順を追って」「位置を確認しながら」流れを見ることができる・見せることができる。
それこそが、動画の強みです。そうした「情報の把握を容易にする」アイテムがあれば。工場見学は、さらに実り多いものになるはずです。
映像の「テンポの良さ」も大切です
以上、工場見学の事前研修用動画制作事例、いかがだったでしょうか。
こうした作品では「テンポの良さ」も、制作上は重要です。短時間で要所を押さえてコンパクトに俯瞰する。そんな点もクリアした動画なら、見学者から喜ばれること間違いありません。
ぜひ御社でもそんな工場見学用の動画、制作をご検討されてみてはいかがでしょうか。