【作例紹介(13)】ビジネススクール研修動画

ビジネススクールでの研修用動画

都内で事業を展開されているビジネススクールさま。受講を検討されている方はもちろん、説明会にも使える動画が作りたいということで、今回ご相談をいただきました。

どのような作品にまとまったのか、さっそくご紹介したいと思います。

抽象概念を「動画で」表現するために

今回の案件は、ビジネススクールさま。実はこうしたスクール関係の動画、とりわけビジネススクールの動画は作りにくい、という事実をご存知でしょうか。

というのも。ビジネススクールが扱っているのは、物理的には「講義」だったり「セミナー」だったり。しかし、本質的な商品は「受講効果」。つまり抽象概念です。

それゆえ、この抽象概念を動画で説明するのが実に難しい。下手すると、ただのお説教ビデオになってしまうからです。

ですが、そこは当社のこと。さまざまな演出・撮影技法を駆使し、ご依頼スクールさまの満足する作品を作り上げることができました。

説明要素全てを絵に変換すること

翻って。こうした難しい案件を、ごく普通のプロダクションや、制作力の低い会社に投げてしまった場合、どうなるか。

多くの場合は、画面に文字が出て説明をするだけの、パワーポイントを映像にしただけのようなものを作られることでしょう。なぜなら、映像化という作業に長けていないからです。

ですが、当社は違います。今回のような抽象概念を扱う場合、ビジュアル化のための分解作業からはじめます。さらに、説明要素全てを絵に変換するプロセスも踏襲。

こうしたまっとうな、同時に大変手間とスキルが求められる作業を徹底して行なうことで、完璧な研修用動画へと昇華させます。文字通り、職人技です。

 

取材した動画素材こそ、かなめ

さらに本案件では、取材映像も重視して本編に盛り込んでいます。

なぜなら、とりわけ人の絵・人の表情は、見るものに大きな説得力があるからです。以下では、その詳細も含めてご説明しましょう。

表情・コメントを上手に活用し構成する

研修用の動画では、何よりも研修内容の説明が主軸となります。これは間違いありません。

しかし、徹頭徹尾、最初から最後まで説明に終始してしまったらどうでしょうか。これだと、はっきり言ってみていてつまらない作品になってしまう。

見ていてつまらないものは、見てもらえません。こうなると、何のために動画を作ったのかわからない結果になります。

これを避けるため、当社では人の表情・コメントを要所で盛り込む演出をよく施します。

なぜなら、画面に人が出てくると、見る側の集中力がグッと向上するからです。そう、人は人の表情にこそ、最大限の興味を持っている。

それゆえ。人が出てこない動画はつまらないわけです。これはすなわち、人が出てこない=伝わらない映像になる。ここは大事なポイントです。

まとめ・箇条書きなど画面構成も重要

というわけで。コメント取材映像は非常に有用なため、当社制作映像では演出の鍵としてたくみ活用されています。

ただし。だからといって「コメント映像だけあれば」研修用動画が成立するものではないのも、また事実。

やはり一種の教材ですから、研修内容のわかりやすいまとめ・箇条書き・要所でのポイント強調など。教材としての基本的な造作・構成だてがしっかりしていることが第一条件。

そしてそれは、熟練したディレクターが手がけることで始めて実現することです。もちろん、当社では万全にご対応することが可能です。

 

あくまで分かりやすい研修動画を目指して

いかがだたでしょうか。補足としては、上記のような構成条件をクリアしながら、それらをたくみに章立てで整理することも大事です。あくまでも受講生に分かりやすく。

こうした造作が可能なディレクター・制作会社に依頼すること。それが、研修用動画制作成功の条件といえると思います。ぜひ参考にしてみてください。