現場の状況をそのまま再現する研修用動画
国内最大手のショッピングモールさまの研修動画作例です。
同社さまは、全国に多数のモールを有する会社さま。それゆえ、全店舗で研修内容を共通化するのは不可欠。そこで重視されたのが「現場の状況をそのまま再現し、伝える」という点でした。その詳細、さっそく見てみましょう。
実際の店舗でロケ撮影した研修用動画
今回のテーマは、レジ周りの出納関係ジャンル。それゆえ、概念論だけで説明を続けても実感が湧きません。
やはりここは、実際の店舗さんのリアルな状況で、どのように業務を行なうのかを再現するのが得策。
というわけで、制作ではショップさん店頭で収録ロケを行なうことになりました。
業務に精通した実際のスタッフさんが実演
ご出演いただいたのは、各ショップの店員スタッフさん。皆さんなかなか芸達者で、プロのエキストラさん顔負けの立派な演技でした。
そして見逃せないのが、出演いただいたスタッフさんは「実際のスタッフさん」であること。
つまり、研修内容に関してまさにプロなわけです。もしこれがエキストラさんだったら。実際の業務に精通していないため、肝心な部分の表現がおろそかになってしまう。それゆえ、実際のスタッフさんにご出演いただく方法はまさにベストでした。
説明するべき内容はすべて映像化
そして今回特に留意したのは「説明するべき内容はすべて映像化する」という点です。
せっかく映像で研修動画を制作するのですから、やはり具体的な内容にまとめたいところ。そしてそのためには、あらゆるものを映像として撮影する必要がある。そう判断しました。実際、その方が圧倒的に分かりやすくなるからです。
具体的に説明できるのが動画研修最大の利点
たとえば。業務で使用する細かなアイテムも、はしょることなくすべてつぶさに撮影。
道具の使い方から用紙の記入の仕方まで。きめこまかな表現を心がけました。
こうした表現は、まさに映像ならでは。しかも仮に新人さんが入店された場合など。細かく説明することなく動画を見せるだけで大体のことを伝えることができます。つきっきりで説明する必要がなくなる。
そう、これこそが「動画による研修」がもたらす最大のメリットなのです。
強調ポイントをグラフィカルに表現
それは「注意ポイント」の強調でも同じです。映像なら、特に注意して覚えて欲しいことをグラフィカルに強調することができます。これは大きなメリットです。
一方、もしこうしたことを口頭で説明しようとしたら。あれこれと煩雑で、手間がかかります。そして研修担当者も人間、ついうっかり忘れのようなこともありえます。
映像による研修なら、こうした部分もぬかることなくしっかりフォローできるのです。
細かな部分まで手を抜かずに撮影しておく
以上のように、つぶさに、ていねいに進行させることで、本制作は完了しました。
やはり研修用の動画は、細かな部分まで手を抜くことなく撮影しておくことが肝要。それはイコール、説明に使えるからです。
それゆえ、ディテイルまでしっかりこだわって現場で撮影を行なうことは、研修用動画制作では欠かせないといえます。