【作例紹介(36)】通信施工会社 研修用DVD

社内コンテストを研修用に動画記録

電設工事大手の会社さまからのご依頼です。社内コンテストを、今後の研修用の動画にされたい、というご希望。こちらに当社がご対応させていただきました。

いわゆる社内コンテストの動画。どのようにまとめたのか、さっそくご覧くださいませ。

社内コンテストの記録は教材に最適

そもそも社内コンテストとは、どんなものなのかをご説明します。

これは、主に大手の会社さんの社内で「技術レベルの向上を目指して」開催されるもの。上位入賞者は表彰され、勤怠上の評価のひとつとしても考慮されます。

今回の案件は、こうした社内コンテストを記録に残し、いわゆる「模範となる方々の技術を共有しよう」というものです。

記録映像をダイジェストに編集・とりまとめ

今回は、全ての競技ではなく「上位クラスの競技風景」に限って、全対戦を記録撮影しました。

その上で、それぞれをダイジェストに編集。ご本人の皆さまの記念にもしていただき、さらに競技・技術内容の記録にもなるようまとめてみました。

さらに。競技当日はカメラマンも競技者に密着して取材を敢行。全体像だけではなく、作業の手元や機材の配置、メンバーの皆さんの具体的な動きまでを克明に記録。

これにより、映像を見るだけで競技会場さながらの雰囲気が味わえるように工夫して撮影しました。

熟練者の動きや技術を、映像から学べる。

こうした社内コンテストは、特に技術系の会社で有用な手法です。

今回のご依頼社さまもそうですが、やはり「熟練者の動きや技術」を、模範として残しそして共有することができるからです。そしてそれを可能にするのが、映像であり、プロによる巧みな撮影素材ということになります。

映像だから見えること・分かること

現場を知る人ならよくご存知ですが、技術というのは「それ単体で」完結するものではありません。

準備から始まって、仕込み、身のこなし、安全施策、クライアントへの言葉づかいなどなど。あらゆる要素を総合して、初めて「現場技術」が形づくられる。

その意味では、単に教科書的にノウハウを学んだだけでは不十分。実際にはどう動くのか、どう振舞うのか、機材はどう置くかなど。見て初めて分かることがたくさんあるのです。

そして社内コンテストでは、その総合力が試されるわけです。上位入賞者は、そんな全体的な動きが評価されてのことであり、これを記録に残した映像が研修教材としてこの上ないものであることは、まさに自明の理といえます。

熟練した撮影技術があってこその、研修用動画制作

とはいうものの。だからといって、ビデオで撮っておけばいい、というものでもありません。

まして、三脚に設置して放置されただけのものであれば、それは記録としてすら機能しづらい映像しか撮れないのが実情です。

ここはやはりプロ、それも相当熟練した技術を持つ第一戦のプロカメラマンに撮影してもらう必要があります。全体像だけでなく、細かな技術、メンバーの連帯、そして振る舞いなど。全ての要素をまんべんなく、そして分かりやすく記録撮影するためには、それが絶対条件になるからです。

そして今回の案件は、まさにそれを具現化した進行。おかげさまで、非常にご好評をいただける内容にまとめることができました。

動画を通じて現場を学ぶことの重要性

以上、いかがだったでしょうか。総括すると、現場技術も研修も。要は「理屈をこねたり講義をするより、まずは現場を知ろう」ということだと思います。それもベテランによる模範的な作業を見ることが大事。そのためにも、そんな熟練の技術を記録で残しておくことが大事なのです。

技術系、またサービス系の企業さまでも、そんな研修用動画の制作をご検討されてみてはいかがでしょうか。