セミナーの記録動画撮影
業界団体さま主催の、関係企業向けセミナーの研修用動画記録を行ないました。
後日開催される専門業者のための研修教材となる記録です。どのような内容になったのかをいろいろとご紹介したいと思います。
動画での実施記録は、とても重要
まず、こうした関連団体によるセミナーを動画記録しておく意義について、説明します。
同業者団体、あるいは業界団体では多くの場合、定期的に勉強会やセミナーが開かれています。
そもそも団体法人は、こうしたイベントを主催したり運営したりするのを目的として設立されているもの。それゆえ、ほぼどの団体でも年に何回かはこの種の会合を開いています。
こうしたイベントを動画で記録するのは、いわば「実施記録」でありあらゆる理由でなければならないものです。それは予算執行の裏づけであったり、監督官庁への報告用であったり。
いづれにせよ、記録をしておかなくてはならない理由があって撮影をする。それが、こうしたイベントの動画記録となります。
よりよい撮影でこその、動画実施記録
ただし。同じ記録するにしても「よりよい記録」もあれば、「役に立たないような記録」もあるのが事実。それがいわば、委託する業者の実力差、といえます。
もう少し詳しく考えてみましょう。よりよい記録は、そもそも「記録である」ことを意識しないほど自然な絵と編集によって構成されているもの。ストレスなく見ることができるため、そもそも「撮影をしている」という造作すら感じさせないのです。
この写真は、そんなよい例の一画面。段落ごとに区切りがあり、きちんと「起承転結」がつけられている。こうした部分まで配慮があるかどうかも、自然さに大きく寄与する一因です。
一方、役に立たない記録とは。それは、そもそも「見るだけで苦痛を感じるような」行き当たりばったりの撮影。要は実力が不足しているということ。後で見づらく、活用しづらいようなものでは、やはり役に立ちづらいものです。
シンポジウムの記録動画が有用
以上のような差が出るのが、実際のセミナー・シンポジウム記録動画です。
まして後日研修で教材として利用するつもりなら。よりよい内容でないと研修にならない結果となります。記録は必須ですが、同時に良質な素材であることも大事な要素といえます。
マルチカメラで完璧な撮影を
また、少し専門的な内容になりますが、こうした記録撮影では「マルチカメラ」での撮影が必須です。
マルチカメラとは、要は「複数台のカメラ」ということ。当社基準でいえば、最低でも3台のカメラを用意しなければ、セミナー・シンポジウムの万全の撮影はできない場合が多いです。
なぜなら、①正面引き、②スクリーン、③講演者。以上、少なくとも同時に押さえなければ成立しない3つの要素があるからです。
セミナー・研修用の記録動画では、複数台カメラが必須。そこだけは覚えておいておくとよいでしょう。
タイトルなど「作品としての完成度」も重要
また一方で、記録とはいえ「作品としての造作」も大事です。
研修で流用するのが目的なので、それにふさわしいタイトル・ブリッジはほしいところ。またできれば、強調点やポイントの部分など。こうした大切な箇所については、テロップでキャプション表示してあげられると理想です。
そして依頼業者も、そんな後からの作業をいとわず対応してくれる親切なぷ路だく書んが理想。もちろん当社でも対応しています。何なりとご相談いただければと思います。
記録動画の大切な要点
以上、研修用に用いるセミナー・シンポジウムの記録動画、その要点はお分かりいただけたでしょうか。
こうした動画は、後日サムネイルを切り出すことでさまざまな教材への流用も可能です。あれこれ活用できて便利な記録動画。これからセミナーのご予定がある御社でも、ぜひご検討されてみてはいかがでしょうか。