【作例紹介(42)】旅客船会社スタッフ研修動画

据え付け機械の使用方法レクチャー動画を制作

大手商船会社に製品納入されている、大手樹脂会社さまからのご依頼です。船舶搭載用の人命救助機械の、使い方レクチャー動画の制作を承りました。

どのような作風にまとめたか、さっそくご紹介したいと思います。

社内セミナーで活用される説明用の動画

まず今回の研修用動画のテーマですが、これは「人命救助用機械のマニュアル動画」です。つまり、船舶に搭載される機械の研修ビデオ。

見ていただく対象は、乗組員のクルーの皆さんです。具体的には、業務の合間に会社が社内セミナーを行い、そこで見ていただく動画となります。

基本的には座学をベースとするため、どうしても現場の映像が必要。そこで今回の制作と相成ったわけです。

イラストや図を多用し、分かりやすく演出

本作品では、実際の取材映像はもちろんですが、それ以上に「イラストや図によるイメージ図解」を重視しています。

というのも。実写は、それはそれで重要なのですが、実は実写だけでは逆に分かりづらい部分も多いからです。

たとえば、海面にフロートを投げ込むプロセスにしても、実写だと実はあっという間。説明というより「記録」的なニュアンスが強く見えます。

そこでこうした部分については、実写プラス「イラストによる説明」を付加。これにより、実際の状況と概念の部分をミックスした上で理解できるよう工夫しています。

動画なら紙資料よりも直感的に伝わる

以上のように、動画の持つメリットを最大限生かした作風、それが本作品です。

このように動画を用いて説明すると、具体的な提示だけに理解のスピードは段違いに速くなります。紙資料だけだとこうはいきません。その意味で、特に今回のような「機械もの」の研修・セミナーに動画資料は絶対必須といえるでしょう。

言葉以上のリアリティが、動画にはある

そして動画には、あまり語られることが少ないメリットもあります。それが「リアリティ」。

たとえば。この写真のように、どの部分を操作するかという説明で。論理的には「紙資料に写真で掲載すれば」説明は完了するはず。ですが、その方法だと意外と「感覚的な理解が」できない。

これが動画で見せると、全く逆の印象になります。機材のどの部分にあって、どのようなサイズ感か、質感か。こうしたことが、説明以上のリアリティを持ってみること・感じることができる。

そんなリアリティがあるからこそ、研修での動画活用は非常に効果があるのです。

動画なら、見て楽しく分かりやすい

そして何より。研修に動画を活用すれば、単純に「見て楽しい」という要素が加えられます。これも大事なポイント。

研修を受けるのは、やはり労力を要するもの。まして内容がずっと資料とにらめっこの座学ばかりだと飽きない方が少数派です。

ここにもし動画教材があれば。いい意味での「息抜き」効果となり、研修への集中力もより持続します。

そう、研修用の動画教材は、そんな一面・メリットも持っているのです。

 

動画での説明は、理解の度合いが格段に深まる

以上、機械関係の使い方レクチャー・研修用動画の作例ご紹介、いかがだったでしょうか。

やはり研修にビジュアル教材を持ち込むと、理解の度合いは格段に向上します。研修効果がより深く、そして広くなる。そんな研修用動画教材の制作、御社でもご検討されてみてはいかがでしょうか。