動画による講義・授業収録
通信教育事業の会社さまから、研修授業動画の収録をご依頼いただきました。
現在、通信教育で「動画による講義・授業」は必須。しかも以前ほどの高コストではなく制作できるのは助かります。さっそく詳細をご紹介しましょう。
動画メディアがあれば、何かと便利
かつての通信教育は、教材と郵送通信による講義・授業が中心になっていました。
ここ十数年でやっと、一部の大手通信教育会社さまではVHSやDVDでの映像授業が行なわれはじめた、という感じです。
もちろん、大手予備校では二重数年前から「サテラインゼミ」などの名称で、通信衛星によるライブ授業は行なわれていたようです。
いづれにせよ、さまざまな形での映像授業が、各社さまで取り入れられていたわけです。つまり通信教育には、なんらかの動画メディアがあった方がいい。そういうことだと思います。
飾らないライブ感こそ、プレミアム
ではこうした映像教材、どんな点が評価されているのでしょうか。
当社が思うに、それは先端的なイメージでも、PR的なイメージでもなく、「飾らないライブ感」なのではないか。そのように感じています。
それゆえ、何も立派な校舎でなくても、最新の電子黒板などなくても。ごく日常的な雰囲気の教室での授業風景が、見る側に大きな親しみを感じさせていて、それこそが魅力の核になっているのだと思います。
その意味では、このサムネイルにあるようなフツーのホワイトボード。こうしたアイテムによる授業で十分だし、むしろこの方が見ていて面白く、要点が伝わりやすい。そうとすら思えます。
シンプルなほど、伝わりやすくなる
以上を総括すると。つまりは「シンプルな内容であればあるほど、逆に情報は伝わりやすくなる」ということだと思います。
そう、何も映像は「無理して複雑にする必要は」ないのです。分かりやすく、見やすい映像になっているのであれば。実はそれがいちばん大事。特にこうした通信教育の動画では、その部分が重要になってきます。
動画に不要なものは、やはり不要
思えば、ホワイトボードを使ってシンプルに授業をする。それを造作を少なめに収録する。こうした映像講義は、実はもっとも伝わりやすい方法かもしれません。
複雑でない分、収録にも手間も時間もかかりません。ですが、講師が分かりやすくお話をしてくれるのであれば、それで十分。
このように、既成概念にとらわれず、でも基本技術は重視した上で収録された授業映像は、受講生にも好評です。なぜなら分かりやすく、不要なものは何も入っていないからです。
収録の基本技術は、しっかりと
シンプルだから伝わる。そんな講義動画の魅力はお分かりいただけたでしょうか。
一方で、上記でも書いている「収録の基本技術」は大事です。いくらシンプルな収録だからといって、基礎の技術がなっていなければまっとうな動画にはなりません。
現在、講義動画は最低でも3カメラ使用して収録するのが普通です。そして、講師のピンマイクも必須。照明は必ずしも必要ありませんが、適宜準備しておくことに越したことはありません。
このあたりを、特段の指示もなくきちんと対応してくれる業者に委託すること。このあたりが、ご発注される際のチェックポイントになるかと思います。
何も足さない、何も引かない
以上、通信教育動画制作の詳細、いかがだったでしょうか。
思えば通信教育の動画は「何も足さない、何も引かない」が原則かもしれません。だからこそよさが伝わる。つまりはシンプルイズベスト。
そんな動画をお求めの通信教育企業さま、ぜひ御社でも動画の制作を検討されてみてはいかがでしょうか。