【作例紹介(39)】機械制作 商品取扱い研修動画

外国人向けに「動画で」取り扱い方を説明

企業向け工業機械メーカーさまの、外国人向け説明・研修動画を制作しました。

具体的には、外国人の方に「映像で」商品の取り扱い方をお伝えする説明動画です。どんな作風になったのか、さっそくご紹介しましょう。

輸出品には最適「動画による説明」

まず、今回制作した映像がどのようなシチュエーションで活用されるかをご説明します。

本映像が扱っている商品は、主には輸出用。つまり、国内で開発・製造されてはいるのですが、ほぼ国内で使われることはない製品です。

輸出することで、外国の方が現地で使う。これが原則。それゆえ、日本人向けの取扱説明書はもともと不要で、むしろ外国人向けのマニュアルが必要ということ。

しかし。多くの外国に輸出される場合、全ての言語に対応するのは実質的に不可能。そこで、映像を用いた商品研修用動画を、という企画が持ち上がった、というわけです。

 

動画があれば「言葉はいらない」

思えば、映像を用いた動画商品説明であれば。そこに言葉はいりません。

どのように扱うかを実演し、それを見せれば。十分に、いや場合によっては「印刷物による説明」よりも、はるかに正しく情報を伝えることができます。

一応補足として英語テロップを掲載しておけば、ほぼ万全な情報伝達が可能。

そう、輸出系の商品、とりわけ「設営や組み立てが必要な工業品」の場合は、映像による説明・あるいは研修が最適なのです。

英語圏以外の地域でも、動画ならしっかり伝わる

以上のように、特に輸出系の工業製品の場合、言葉の問題があります。しかし、上手に動画を利用すれば、こうした壁を越えることができます。

ただし、とはいうものの。そこはもちろんプロによるまっとうな撮影があってこそ。きちんと「見せるに値する」まっとうな映像でこそ、真意が正しく伝わるものだからです。

言葉で伝えきれないことも、動画なら正確に伝わる

映像で見せる重要性は、「言葉だけでは伝え切れない部分」を難なく伝えられるという点にもあります。

たとえば。押す「加減」だったり、押す「間隔」だったり、あるいは「力の入れ具合」など。言葉で説明するには難しいニュアンスの部分がやはりあるものです。

こうした部分を、映像ならすんなりと提示することができる。しかも今はハイビジョンで大変高画質。まっとうな撮影であれば、言葉なしで正しい情報を伝えることができます。

モバイルでどこでも見られるメリットも

そして。今、動画はスマホでもタブレットでも普通に利用できる時代です。これは今回の案件のような場合も同じ。

つまり、従来のようにDVDに焼いて添付あるいは郵送・同梱しなければいけない状況ではないのです。

ネットアップさえしておけば、コストをかけずに地球のどこでも動画を見てもらえる。とても便利です。そんな点も評価されて、商品取扱い説明動画はその活躍の場を飛躍的に広げています。

技術の伝達に「動画」は最適です

以上、いかがだったでしょうか。こうした商品説明動画は、技術の伝承や伝達にも有効です。特に職人の世界、あるいは自動車整備の世界で便利に活用されています。

御社でもこうした動画による研修動画、制作をご検討されてみてはいかがでしょうか。