【作例紹介(4)】建設業・足場施工会社さま

足場施工スタッフ向け・現場研修用動画

今回は、建築関係の会社さまの社員・スタッフ研修用動画です。具体的には「足場を組む現場に入る前の」研修用ビデオ。

この手の動画は、ともすれば泥臭い内容になってしまいがち。ですが、当社が制作する映像はひと味違います。洗練されたデザインで、テレビ番組のような見やすさを実現。その詳細を、まずはご覧下さい。

安全のための研修を動画で行う

建築の現場。いわゆる「ガテン系」のジャンルです。こうした世界で活躍されておられる皆さまは、磊落(らいらく)で気のいい方ばかり。それだけに、よくも悪くも「まぁいいか」で見過ごされることが時折発生します。

しかし。これが落とし穴。安全に関しては「まぁいいか」ですまない結果になることもあります。やはり守るべきところはしっかり守る。これを徹底していただかなくてはいけません。

そこで動画では、そうした「絶対遵守のお約束」を、箇条書きで提示。長々とした文章で読まなくてもすぐに理解できるよう、工夫してみました。

箇条書き化で「印象に残る」画面を

箇条書きであれば、それこそ「見た瞬間に」読み終えることができます。このため、印象にも強く残ります。

そう、この「印象に残る」ことこそ、動画では何よりも大事なこと。研修・教育用の映像ならなおさらです。

さらに。本作品では、その箇条書きを可能な限り、全て「絵に変換して」画面に提示。見出しと画像。このダブル効果で、絶対に守るべき安全対策を、スタッフの皆さんにしっかりと覚えてもらえるように構成しています。

見た瞬間に理解できる・それが動画の利点

以上のように「見出し・箇条書き」と、「具体的な絵で」表現すること。これが本作品での最大のテーマとなっています。これは言い換えるなら「見た瞬間に理解できる」作品を目指している、ということ。

そう、映像は「見た瞬間」の数秒が勝負。この数秒を逃すことなく狙い撃ちすることができれば、しっかりと内容を記憶・理解してもうための第一歩にすることができます。

ナレーションと文字テロップは必須

一方、教育・研修用動画では説明をつかさどる「ナレーション」が必須です。本作品でももちろん反映されています。ここでさらにひと工夫。全てのナレーションは、この画面のようにテロップで表示されるようになっています。

実はナレーションは、文字テロップで同時表示されるだけで、格段に伝わる力が強くなるものです。なぜなら、「人は画面に文字が映ると、読み終えるまで画面から目を離さない」という法則があるためです。

伝えるための工夫と努力が満載の動画

ナレーションとテロップの力で、しっかり研修内容を伝える。さらに、それを絵で示して具体例を提示する。

このように、ひとことで動画といってもさまざまな工夫とギミック、ノウハウによって「伝えるための」努力があちこちにちりばめてあるのです。

もちろん、それができるのも制作経験豊富なディレクターが進行を担っていてこそ。だから、映像を作る際には信頼できるディレクターに制作をおまかせすることが、とても重要になってきます。

明確な意思をもって研修内容を構成

このように研修用動画は「漫然と作るのではなく」、明確な意思・意志を持って制作に取り組まなければなりません。そうした意志があってこそ、はじめてよい作品に結実します。

まとめてみると、研修内容は「概念」と「具体例」を交互に織り交ぜながら、たくみに構成立てすること。そしてそのための制作技術が必須であること。

以上が、効果的な研修用動画を作る上で欠かせないことだといえます。