【作例紹介(7)】派遣会社さま 派遣登録研修用 DVD

派遣登録者向け初期研修動画を制作

派遣会社さまの、研修用動画を制作しました。

こちらの会社さまは、トラックドライバー専門の派遣会社さま。今回は「新規登録者のための基本的な研修用動画を制作したい」、とのご依頼でした。どんな作品にまとまったのか、さっそくその詳細をご覧いただきましょう。

静止画ベースの、研修用動画制作

派遣会社では、新規の登録者に必ず基礎的な研修が行なわれています。これは、大手でも中堅でも同じ。法令で定められている部分もあるからです。

今回制作したのは、この初期研修で活用する動画。登録希望者が、まず最初に見るものになります。

実際の作品では、予算の関係から、こちらの派遣会社にお勤めの皆さんがエキストラでご出演されることになりました。

まさにその心意気やよし、であります。ただし、演出の上では注意点があります。

それは、出演がプロのアクターさんではない以上、演技しやすく、不自然にならないディレクションが不可欠になる、ということ。

これを実現するため、今回は「静止画ベースによる」撮影・制作、そして演出手法をとることにしました。

 

数多くの再現シーンでストーリーを紡ぐ

「静止画ベースの動画」とは、いったいどんなものなのでしょうか。

これは、さまざまな再現シーンを数多くの「スチル再現写真」で撮影し、全体のストーリーを紡いでいく手法です。この方法なら、演技のうまい下手は、ほとんど画面に現れることはありません。それでいて、迫真に迫る状況再現が可能です。

ただし、留意点もあります。これを実現するためには、周到なカット割と数多くのカット数が必要、ということ。このあたりに熟練したノウハウがなければ、ただのつまらないスライドショーになってしまいます。

当社は、研修用動画制作のエキスパートなので、まさにこうした手法はお手の物。そこで今回も万全の体制で制作をスタートした、というわけです。

「ただのスライドショー」とは全く異なる作風

このように「静止画主体の動画」は、実は意外と有用で効果的な制作方法。しかし。上記のとおり、上手にやらないと「ただのスライドショー」になってしまう危険性もはらんでいます。

では、当社で制作するような研修用動画と「ただのスライドショー」は、どこがどう違うのかご説明したいと思います。

動画素材による作品とまったく遜色ない

まず、他社さんでの研修用スライドショーはどんなものか。

これはもう、単純な「パワーポイントを動画化」しただけのもの。もっといえば、単なる「電子紙芝居」です。

これはこれでいいかもしれませんが、少なくとも「制作費を確保して」わざわざ外注するようなものではありません。

パワーポイントをビデオにしただけのものなので、当然そこにはデザイン性もなく、動画性もなく、演出もない。動画としてのプレミアムはまったくない状態です。

一方、当社が手がけるようなモーションムービーは、どんなものか。

きちんと演出され、まっとうな動画になっているのが特徴です。ナレーションに合わせて適切に絵が動き、指摘されるまで「静止画しか使っていない」ことに気付かないほど。

それでいて、説明すべき部分、伝達すべきポイントはしっかり押さえられている。動画素材で編集されたものと比べまったく遜色はない。

それが、当社が手がける静止画主体の研修用動画なのです。

伝えたいテーマにしっかり寄り添う演出

もう少し具体的に説明しましょう。

たとえばこの画面のように、事故をテーマにした章があったとします。

当社が制作する動画では、そのイメージにあった画像や見出し・キャッチ・リードを添えて演出します。伝えたいテーマがあり、それにそぐわしい編集をしている、ということです。

これが、ただのパワーポイントとは違う部分。一見小さな要素のように思いますが、動画として流して見た場合、想像以上の「神通力の違い」に、誰もがうなずかれるはず。

同時に見逃せないのが、BGMと画像のテンポ感。退屈しないテンポのよさで、見るものを飽きさせません。ここも大きなポイントです。

目に楽しくテンポよく進む研修動画

まとめてみると。当社で制作している「静止画主体の研修用動画」は、「見る側の意識」を軸に演出されている、ということです。

できるだけ退屈しないように、目に楽しくテンポよく進む。だから思わず見入ってしまうし、興味をもって見続けることができる。

そのような作風が、当社の静止画ベースによる研修用動画です。

御社でもぜひ、制作をご検討いただけますと幸いです。