虎の巻 (1):効果的な研修動画の特徴

企業・組織での研修用動画には、さまざまな作風があります。講義スタイルのものもあれば、実地ドキュメント取材風のものもある。それぞれがたくみな構成がとられており、説得力のある研修動画にまとまっているものです。

そうした作例を過去に目にしていることもあってか、ご担当者さまからは「逆にどんな作風が当社にベストなのか、分からなくなってきた…」そんなご相談もよく承ります。確かに見た数だけ、それぞれよい部分・エッセンスが感じられるため、これは致し方ないところ。

このあたりは、やはり社風にそぐう演出法がベストになります。そのためには、自社の雰囲気を鑑みながら、こんな風がいいのではないか、あんな風がいいのかもとまずはあれこれ思案してみる。これがスタートになるといえます。

 

とはいうものの。研修用動画の作り方はいろいろあると思います。それこそ、ディレクターさんの数だけノウハウ・方法論はあるものじゃないでしょうか。

そんな中、いつも当社でおススメしている構成案があります。それは「凹凸構造」の研修動画活用法。

つまり、動画だけが十数分、あるいは数十分続くのではなく、「動画→講義、動画→講義、動画→講義」といった形で、動画と講義が凹凸で連なる形の活用法です。

動画にせよ講義にせよ、目的も不明確なままダラダラ続けられると受講生はとても辛いもの。いい意味での「気分転換効果」も狙った上での「凹凸構造」を、当社ではおススメしています。

ただし。ここからが重要です。このように、講義内容に合わせた「凹凸構造」を実現するためには、、極めて精緻な内容分析と微にいたるまでのていねいな取材が必要になるのです。

これを実現する上で大事なのは、やはり業者選び。ただ単に横流しのような制作をする業者は問題外ですし、かといって町のビデオ屋さんのような業者だと、そもそも制作能力はまったくない。下手をすると、「パワーポイントを動画化しただけ」のようなものを納品されてしまいます。

ここはやはり、実際のオンエア番組の制作を現役で行なっている「本もののプロ」に依頼するのが得策です。たとえば当社もその一例。広く世の中で見られているテレビ番組として通用するほどの完成度をご提供いたします。ぜひご検討いただきたいと思います。