虎の巻 (3):長い? 短い? 適切尺は?

研修用動画を作る上で、まず悩むところはここかもしれません。動画の尺。尺とはつまり、本編の長さのことです。

企業の研修で用いる動画の適切尺とは、どのくらいで考えておけばいいのでしょうか。

これはズバリ「短いもの」です。あえてはっきり申し上げますが、研修用の動画は、「スピーチと同じ」。長ければ長いほど完成度が低く、逆に短ければ短いほど完成度が高い。こう覚えておいてください。

そもそも動画は、「作る側」と「見る側」の感覚が大きく違っている。それをまず徹底して認識しておきましょう。見せられる側は、見せようとしている側よりもはるかに動画へ集中できる時間感覚は短いもの。それが実態なのです。

 

では逆に。「尺が長い」研修用動画は、どんなものかを分析してみましょう。

(これは「人の話」にも全て共通することなのですが)長い、ということはつまり「内容が練られていない」こと。

きちんと内容を精査・分析・吟味していれば。無駄なものは省き、重複は避けられるものです。結果、くどくなく、すっきり伝わりやすくまとまります。「長い」動画(あるいは人の話)は、こうした作業が行なわれていない(もしくはする気がない)ことの逆証明でもあります。もしくはそれができない、あるいは知らない業者(人)であるか、どちらか。

第二に。長い、ということは、制作能力が低いということでもあります。残念なことですが、見る側の感覚ではなく、自分の感覚で作られた作品である、ということ。

先に申し上げたとおり、見る側の集中力維持時間は想像以上に短いもの。これを考慮することができない(あるいは知らない)業者が作っている、ということになります。

ではどのようにすれば、理想的な「できるだけ尺が短い研修用動画」を構成することができるのでしょうか。

それは、経験豊富なしっかりしたディレクターにお願いすること。これが大事です。そのためには、豊富な作例を誇る制作業者を選ぶことが肝要となってきます。その意味では、まさに当社もそんな経験豊富な業者の一例です。

まずは上記の当社作歴・作例をご覧下さい。サムネイルもたくさん掲載させていただいています。こうした実際の例の中から、御社のテイストに合うものがあれば、検討の価値があるに違いありません。ぜひご検討いただきたいと思います。